12月8日(土) 美波町のアオリイカ釣り

アオリ強化月間 第十弾。


海水温の低下とともにアオリの食いも不安定に。

前々日の木曜日は 潮が悪かったせいか アオリ15杯。

前日の金曜日は 潮がよく流れていたようで アオリ63杯。


ブリは先週末はよく当たったようだが,

今週半ばからは 沈黙が続き

一日がんばって 顔が見られる程度とか。


とりあえず,今日もアオリとブリの二本立てのつもりなのだが。



日が短くなって 6:30 出船。


港の前を2回ほど流したが 生体反応なし。


アオリの食いが悪そうなので,船頭さんお勧めの2号仕掛けをセット。

普段は3号や2.5号なのだが

2号でやるときは 合わせ切れの心配もあるし

魚が掛かったら 即ブレイクの可能性が高くなるので 注意が必要。



いつものアオリ用の青い竿のトップガイドのsicがとれていたので

予備の赤い竿でアオリを狙う。

タイプVなので ハリス2号を使うには明らかに硬すぎなのだが…



少し沖へ出て

2流し目 …


ん?

弱々しい引きで 本日最初の1杯。



胴長22,3cmの秋口サイズ。

続いて 当たってきたのも



同サイズ。


嫌な予感 …


船頭さんに質問。

「潮 動いてますか〜?」

「ちっとも動いとらん!」

やはり …

食いが悪いときの典型的なパターン。

アオリ釣りの場合 最初の2,3杯の釣れ方で その日の食いの状況が分かる。

今日は厳しいみたい。


瀬戸内や鳴門では風速15〜20mの爆風が吹き荒れたようだが,



北西の季節風なら いくら吹いても大丈夫。

ここは凪, 真冬のパラダイス!?


釣り開始1時間で中小型が4杯釣れたものの

その後はアタリもなく沈黙。


釣り開始 3時間で釣り座をローテーション。

ミヨシから艫へ。

某 嵐を呼ぶ方がいた場所で 最初の流し。

重量感のあるアタリで



ようやくキロアップ。


直後に魚系のアタリで



小型のヒラメ。


沖のブリも気になるが 先発隊からの いい情報は入ってこない。

昼までにまだブリの顔を見ていないようだ。


釣れていなくても沖へ行くつもりだったが

昼前から風が強くなってきて やがて暴風に。


今日の風は本当に冷たい。

風速1mで体感温度は1℃下がるというので

風速10m以上は吹いていたので

体感温度は0℃以下?



うねりとは違う風波なので 釣りには影響なし?だが

これでは沖へたどり着くまでに酔ってしまそう。


ブリが当たっていれば 多少は無理してでも狙いに行くのだが,

食っていないようなので 今日のブリ狙いはなし。

潮が流れていない日はアオリにしろブリにしろダメ。


最後までアオリで通すことに。


潮が動いて そこそこ当たっていればいいのだが

今日のアオリは本当に手強い。


2度目のローテーションで胴へ。

ここでも 某 嵐を呼ぶお方が移動した直後に

ずっしりと重量感のあるアタリ。



本日最大の 胴長32cm 1.34kg。


アタリは少ないので 掛け合わせ損ねないようにしないと。


15時を回って ようやく最低ノルマの10杯目。



昨日は夕方のゴールデンタイムに 良型がよく当たったそうで

期待したのだが…


いつもは最後のお土産確保ポイントで当たってくれるのに


大島周辺 異常なし。

ワタリの瀬 こちらも異常なし。



いつまでたってもゴールデンタイムは訪れず

1杯も追加することができないまま

日没を迎え そのまま終了。



6人で アオリ34杯 ヒラメ2枚 アカヤガラ5本(Tさん一人で4本!!)



潮の悪いときは こんなもの。

アオリの数は伸ばせないし 小型も多い。

潮の流れている日と比べると 数は1/2

釣り上げ総重量は1/3


沖のブリも潮が動いていれば それなりにヒットするが

青物なので潮が止まっていると お手上げ。


今日は八千代丸が一瞬の時合いで2本獲ったのみで

あとの3船では揚がらなかったみたい。


こればかりは 自然相手なので仕方のないこと。

次回こそ いい潮が流れてくれることを願うのみ。



本日の釣果 アオリイカ 胴長 〜32cm 10杯 ヒラメ